チェンマイでいつも通っているソムタム屋さん。
(過去記事:『おいしいソムタムのお店』参照) ここ以外ではソムタムを買わないというくらいの自分のこだわり。 仲睦まじいご夫婦の雰囲気が気に入って 何度も足を運んでソムタムを買い重っていくにつれて 向こうも自分もまるで息子のように接してくれたような。 ここ最近2、3カ月くらい ソムタム屋さんの旦那さんの姿が見えなくなった。 代わりに娘さんがお店のお手伝いをする。 旦那さんに何か起こったのか。 いろいろな憶測や心配が飛び交う。 旦那さんの身を案じながらも そのことを訊いてもいいものなのかどうか 訊くに訊けず ただ黙って心配しながらソムタムを買う日が続く。 その一方で 自分が帰国間近になってチェンマイを離れてしまうこと。 ここのソムタムが大のお気に入りなこと。 つらいことがあったときはここのソムタムで胃もキモチも癒し、 うれしいときにはここのソムタムでよろこびの祝杯をあげたこと。 などなど 自分の知らないうちに風の便りで 自分とこのソムタム屋さんにまつわるいろいろなエピソードが ソムタム屋さんに知られていることになっていた。 そんな自分の想いを知って 自分をかわいがってくれるソムタム屋さんのお母さんが ソムタムを買ったときのおまけにスイーツをくれた。 お礼を言って踵を返す。 こらえきれず出てきた涙を見せないように。 なんなんだろう。 きっとこのお母さんの方がつらい状況なのに 自分に気を遣ってくれている。 ソムタム屋さんのお母さんのやさしさと 何もしてあげられない自分のやるせなさや申し訳なさが織り交ざって なんとも言えない気持ちから出た涙。 そして次の機会。 なんと! 旦那さんの姿が! 体調が芳しくなくしばらく休んでいたらしく もうだいぶ良くなったので店に立つことになったと言う。 うれしいを通り越してココロがワケ分かんなく動き回った。 ずーっと心配していたこと。 また旦那さんが復活してうれしいこと。 やっぱりここのソムタムが大好きなこと。 なによりここのソムタム屋さんの夫婦が大好きなこと。 うまく言えた自信はないけれど きっとキモチは伝えることができた。 涙をこらえて。 カメラを撮影させてもらって 現像してデカく引き伸ばした写真をソムタム屋さんにプレゼント。 ソムタム屋さんのお母さんも 目を真っ赤にして涙を浮かべていた。 よかった!ホントよかった! いつまでもお元気で仲良くいてください。 #
by satoshi_0813
| 2011-03-14 22:40
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