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別れはいつも忽然と
f0204561_1826265.jpg子どもたちが施設を離れるときは
いつも忽然としたもの。

しばらく見かけないなと思ったら
実は施設を退所したという事実を
事後連絡のように子どもたちから聴かされることが常。

学校に行かない彼だけど
1ヶ月間みっちりフラッシュ百まい足し算に取り組んだ結果
初回タイム8分45秒から
2分03秒まで記録を伸ばす(6分42秒短縮 短縮率77%)
活動先イチバン切っての成長株に成り上がった彼。


しばらく見かけなかったので
もしやと思って子どもたちに訊いてみたら
逃げ出したというウワサ。

目を丸くする自分だったが
実はこの施設ではまれにあることのようで
自分もかつて脱走したことを武勇伝のように語る子どももいたり。

まあこの施設の閉塞感を鑑みると
逃げ出したくなるのもあってもありえなくない話のような気もするが。


突然の別れはこの施設では何度も経験しているとはいえ
やはりさみしいし
行方が不確定(あくまでもウワサあるが)なのが
なんとも心配である。

彼の無事を祈るとともに
またフラッシュ百まい計算をして
彼の成長を見届けたいものだと想いを募らせる。


さて逆に
自分は活動先の子どもたちとどんな別れ方をするのだろうか。

「あれ?そういえば最近姿を見かけないけど」
というようなここ特有の別れ方のように
いつの間にかそーっと姿を消しているようにいなくなるのだろうか。


別れの日が刻一刻と近づく。
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by satoshi_0813 | 2011-01-21 23:22
睡魔との格闘
f0204561_16232387.jpgまぶたが重たそうな子ども。
くたびれているのかな。

よしよしと彼を抱えてゆらりゆらりと
ウトウト心地よい眠りの中へ誘う。


あ、眠った・・・。


とその瞬間

もうすぐゴハンなんだから
寝てないで起きてなさい!

という施設世話係スタッフのけたましい声が飛び向かい
フッと目を覚ます彼。


あーあ・・・。


目を覚ました彼は

眠りたい。
でも眠ってはいけない。

という葛藤の最中。


襲いかかる甘くて優しくとも恐ろしい睡魔に
必死に格闘している彼。


なんとか睡魔をこらえようとしているのが
テーブルに伏せながらも
重たいまぶたから薄眼をこじ開け
足で踏ん張ってなんとか立とうとしている姿に見てとれる。


そんな健気な姿が愛らしい。
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by satoshi_0813 | 2011-01-20 23:08
文字盤積み木を積み立てる
f0204561_15484316.jpg子どもたちのタイ文字学習に使っている
木でつくられたタイ文字盤。

この文字盤を使ってのお勉強活動にひと段落したのち
引き続きせっかくなのでこれを使った活動を企てる。

ぐるーっと輪になって
みんなで協力して文字盤積み木を積み立てていく。

文字盤積み木を囲んだ輪の順番に従って
ひとりずつ積み上げていき次の人に引き継ぐ。


自分の順番がきたときのドキドキ感。
自分で崩すわけにはいかないというハラハラ感。


高く積み上げられていく文字盤積み木に
子どもたちのキモチも高まっていき

ぐらぐらと揺れ動く文字盤積み木に
子どもたちのココロも揺れ動く。


このタイ文字盤を使ったお勉強活動の楽しみがひとつ増えたね。
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by satoshi_0813 | 2011-01-19 22:46
OKサイン
f0204561_02827.jpg自分に満面の笑みでOKサインを見せる彼。

発達遅滞があり
活動先施設の他の子どもたちから
何かと手荒い扱いを受けることがあるのだが

子どもたちにとって自分の存在が抑止力として働いているのか
自分のそばにいる限りは平穏に過ごせているよう。



遠くから自分を呼ぶ大きな声が聞こえる。

彼である。

目が合うと
スッとOKサインを自分に示す。

彼なりの自分に対してだけの独特なコミュニケーション方法。

そのあと決まって
「ゴハン食べた?」
と訊くんだけど。

このフレーズはタイ人特有のあいさつのひとつだけど
彼の場合はその傾向が顕著。



f0204561_0293238.jpg彼のこのOKサインのやりとりの意味が分かってからは
自分を呼ぶ彼の大きな声が聞こえて
彼の方を向いて目を合わせると
ふたり申し合わせたかのようにタイミングを合わせて
スッと同時にOKサインを示し合う。


そうすると
はち切れんばかりの満足そうな彼の笑顔も一緒に見せてくれる。


ふたりが示すOKサインには
何か特別なふたりしか見えない糸でつながっているかのように感じさせてくれる。
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by satoshi_0813 | 2011-01-18 23:17
乳母車の車輪で輪投げ
f0204561_23502062.jpg灼熱の国タイのイメージにはにつかわないほどの
ここ最近のチェンマイの小春日和。

芝生の上にゴザを敷いて
子どもたちと一緒にゴロリと横になって
日向ぼっこで陽だまりのあたたかさを一身に受ける。


そんな折
子どもたちがどこから拾い上げてきたのか
自分のところへ持ってきたものは

乳母車の車輪。


出処についていろいろ追究したいところだったが
面倒な話になるのもイヤだったので
とりあえずスルー。


降って湧いて出てきたこの乳母車の車輪を使って
さあ何をしようかとアタマを働かせて考える。



f0204561_23523116.jpgそこで考えたのが

輪投げ。

単純な発想。


芝生にグイッと棒を突き立てて
それに目がけて乳母車の車輪を放り投げる。

やってみるとなかなか楽しい。
みんなでやるとなお楽しい。


陽だまりの中まったりとした遊びで
のんびーりとした時間を過ごす。
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by satoshi_0813 | 2011-01-17 00:31
鉄腕アトムで肩トントン
f0204561_032951.jpg子どもたちとグループレクリエーション。

アイスブレーキング的に
みんなで横一列になって肩トントンする。

鉄腕アトムのテーマソング
 「♪空を超えて~ ラララ星の彼方~♪
  ♪ゆくぞ~ アトム~ 正義の限り~♪ 」

の曲のリズム拍子に合わせて

  右8回 左8回
  右4回 左4回
  右2回 左2回
  右1回 左1回

とすばやく向きを変えて隣の友だちの肩をトントンしていって

最後にパチン!

と手拍子を合わせて締める。


それの繰り返し。



しかしながら
子どもたちのリズム感が乏しいのか
聴き慣れない日本の曲にリズムを合わせるのが難しいのか
見るに堪えないほどのバラバラぶりを見せるよもやの苦戦。


鉄腕アトムとの決別を決意し
ひとまず音楽なしでゆっくりゆっくり動作を確認しながらやってみる。

みんなバラバラの動作で
それが妙に子どもたち自信の笑いを誘いながらも
何度か繰り返し取り組んでいるうちに
ようやく全員の息がピタリと合う。


あー、やった!やった!
みんなでひとつになって合わせることができた。

とりあえず音楽なしだけど
見栄えのよい肩トントンの形には仕上がって
なんだか胸をなで下ろす自分。


意外に手こずることになったけれど
それだけにできたときの達成感もひとしお。
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by satoshi_0813 | 2011-01-16 23:49
審判の笛が演出するバスケットボール劇場
f0204561_23432498.jpg活動先チェンマイ少年の家でバスケットボールをする子どもたち。

施設での余暇スポーツとしては
専らサッカーかフットサル一辺倒だった子どもたちにとって
新たにバスケットボールの楽しさを覚えてくれたのが意義深い。

バスケットボールそのものの楽しさはもちろん
子どもたちの別の楽しみとして
審判をする自分の笛。


プレー中に「これはファウルか、ファウルでないか」
と自分を振り向いて目配せして笛の有無を確認したり

「さっきのはファウルだろう!」
と審判をする自分に猛烈アピールをしたり

笛が鳴ると
「しまった。自分がファウルを犯したか・・・。」
と観念して苦い顔を見せたり

バスケットボールの活動を重ねるで
子どもたちの中にもバスケットボールのジャッジング判断が少しずつ理解できつつあり
なお自分の審判の一挙手一投足に関心を寄せる。


f0204561_23455478.jpgドルフィンホイッスルの軽快な音で
ファウルやバイオレーションなどを取り仕切り
子どもたちのプレーを演出する。

子どもたちのバスケットボール好きに
自分の審判の笛が一役買っているわけか。


自分もそれを知ってか
本来はもちろん公平にしないといけないが演出上
ちょっとしたサジ加減をして
試合をより盛り上げたものに仕立て上げる。


主演 子どもたち
監督・演出  自分

豪華キャストによる
チェンマイ少年の家バスケットボール劇場が
今日も手に汗握る展開で日が暮れるあとまでも繰り広げられる。
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by satoshi_0813 | 2011-01-15 23:03
負けを認める
f0204561_23231837.jpg子どもたちとボール遊び「はさみ」をする。
(過去記事:『ボール遊び「はさみ」』参照)

一生懸命に取り組む子どもたち。

しかし一生懸命だから故にこそ
自分たちがボールをぶつけられてしまい
プレーから退くことになったとき

ついカッとなって感情いっぱいに溢れてしまい
くやしい気持ちとかやるせない気持ちを
他にぶつけて当たり散らすことがよくある。

ストレートな感情表現で
子どもらしくていいと思う。

でも
これからの社会性を考えていくとなると
ここをひとつ乗り越えて成長をしていく必要もあるだろう。


いつも自分の思い通りに事がうまく運ぶわけでなく
むしろ
自分の思い通りに事が運ばない場合の方が人生には多い。

まったくだ。

そのときに
どのように自分と折り合いを付けるか。


感情の赴くままに行動してきた子どもたちにとっては
こうしたボール遊びも乗り越えるべき鍛錬の場である。

そう考える自分は
ボールをぶつけられて退いた子どもたちを
自分のところへ呼び付けて来るように仕向ける。

負けた子どもたちに対して
握手で健闘を微笑んでねぎらう。

負けた直後のイライラでストレス飽和状態の子どもたちも
自分との握手で緊迫した感情がフッと抜ける。

鼻息荒かった子どもたちが一瞬にして穏やかな表情になる。

自分でもその効果に驚く。


誰だって負けたくない。
うまくいきたいと思って頑張っているならなおさら。

一生懸命頑張った。
精一杯努力した。
全力を尽くした。

でもうまくいかなかった。

そのときにどのように自分のストレスを処理していくのか。


うまくできなかったときの行動こそ
その人の真価が問われる成長の場。


負けを認めたくないが
その事実を認めること
できない自分も受け入れることが
ストレスをうまくコントロールして
もうひと回り成長した子どもたちの姿につながっていく。



今では自分に心の処方箋を受けるべく
握手を求めて手を差し伸べてくる。
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by satoshi_0813 | 2011-01-14 23:20
日本語で「あいしてる」
f0204561_22354785.jpg子どもたちに日本語を教える。

基本的なあいさつもひと通りよしということにしておいて
子どもたちにどんな日本語が知りたいかを訊いてみると

圧倒的な一番人気は

 「あいしてる」

タイ語のฉันรักเธอ(ジャンラックトゥー)はもちろんのこと
英語のI love you.(アイラブユー)
韓国語の사랑해요(サランヘヨ~)

などなど
さまざまな言語で愛を口から放つ。


さすが恋愛好きな国民性を持つタイという国。

若い女性が視界に入ると
品定めをするようにじーっと見つめていたり
どうやって口説こうか携帯電話の番号を訊いてみようかと
頭の中はそんなことでいっぱいになっている。

学校の授業でも「恋愛」という科目があるのだろうかと思わせるくらい
タイの愛についての英才教育ぶり。


そんな子どもたちだから
読み方と書き方を教えると
それはそれはさもうれしそうに

何度も復唱して「あいしてる」と言ってみたり
何度も紙に「あいしてる」と書き並べたり

めちゃくちゃ興味のあることだから
血眼になって「あいしてる」という日本語を身に付けようとする。


好きこそものの上手なれ。
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by satoshi_0813 | 2011-01-13 22:57
タイでブームなフラフープ
f0204561_22285010.jpgタイではフラフープが大流行。

スポーツとしてというより
ダイエットエクササイズとして
近年のタイの健康ブームが火付け役になっているのだろうか。

その勢いたるや
かつての日本におけるビーリーズブートキャンプ以上のもの。

写真では子どもたちが試しにやっているが
もちろん
どっしりとしたおばちゃん職員一同のためのもので
みんなそろって挑戦中のようで。

それがなかなか妙に上手いんだが。


確かにフラフープ運動は
腹筋・背筋(特にインナーマッスル)が鍛えられて
ウエストのくびれやメタボリックシンドロームの解消に一役買いそう。

有酸素運動効果でカロリー消費して脂肪燃焼効果もあるだろう。

が、しかし
おばちゃん職員を見る限りでは
その効果のほどはいかがなものか。

それなりに楽して痩せようというところが
タイ人らしいと言えばタイ人らしいかな。


自分のオススメ減量法はランニング!
毎日10キロ走れば体脂肪はバンバン燃える。(過去記事:『ランニング』参照)

確かにキツイ。
でもそれを実行するかどうか。

何事においても
どれだけ本気になるかだね。
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by satoshi_0813 | 2011-01-12 23:14