<   2010年 11月 ( 28 )   > この月の画像一覧
できる実感 わかる実感
f0204561_152265.jpg子どもたちに囲まれて個別学習。

洗濯カゴをひっくり返して教卓をこしらえて
そこを拠点として子どもたちに課題を発信していく。

それぞれの課題は子どもたちの習熟度に合わせて
カンタンにこなせるものから確認していきながら
少しずつ内容レベルを上げていく。

自分の目が届く限りできるだけ
子どもたちがどのように課題に取り組んでいるか
その過程も逐一見ていく。

ひとつの課題をこなしたら
「よくできたね。これができるなら、じゃあ次はこれもできるようになるかな。」
と次の段階の課題へ道案内する。


個別で学習するとひとりひとりがじっくり対応されるので
子どもたちの「できる」「わかる」実感が湧きあがる。

できる実感が次の段階へさらにやってやろうという意欲を生み
わかる実感がさらにもっと知りたいという意欲を生む。

ニガテや弱点、つまずきがあれば
見つけて共有し一緒になって克服していく。


そうやってひとりひとり懇切丁寧にじっくりゆっくり見ていけば
子どもたちは伸びていく実感が自分にも子どもたち自身にも湧きあがる。


そのことはあの4週間短期集中特訓チャレンジプログラムで実証済み。
(過去記事:『4週間短期集中特訓チャレンジプログラム』参照)


子どもたちがいきいきと自分との学習に臨んでいる姿を見る一方で

これら子どもたちが通う学校ではどうだろうか。
教室でどのように過ごしているだろうか。
授業に取り残されていやしないだろうか。
できないまま放ったらかしにされ埋没されてはいないだろうか。

そんな働き者の老婆心が自分の不安をかきたてる。

子どもたちが自分の前で見せる輝く光の裏に
そのような影が潜んでいると思うとなんだか。


そんな闇を切り裂き
光の世界へと子どもたちをいざなう自分でありたい。

まるで正義のヒーローみたい?
[PR]
by satoshi_0813 | 2010-11-09 23:03
野菜嫌いな子どもたち
f0204561_9531112.jpgタイでは日本ほど野菜は豊富ではない。

意識して野菜を摂取することを心掛けないと
たちまち野菜不足に陥りそう。

活動先チェンマイ少年の家の食事に使われる野菜は
白菜、空心菜、キュウリ、インゲン、たまにキャベツ、カボチャなどなど。

子どもたちは野菜に馴染みがないためか
はたまた
ただ単にコドモのワガママというもののためか

緑黄色野菜を器用に除けながら食事する子どもが多く
とりわけ付け合わせとして出されるインゲンの不人気ぶりには
目を覆うものがあった。

方や
日頃の野菜不足を解消するための絶好の機会を待ちわびていた日本人は
躍起になって付け合わせに出された白菜やインゲンを自分の皿にどっさり盛り付ける。

その光景に目を見開く子どもたち。

さらにそのたくさんの野菜をおいしそうに
次から次へとムシャムシャと口の中に入れていく姿に
見開いた目を丸くする子どもたち。

しかし
そんなおいしそうに野菜を食べる姿に看過されたのか
子どもたちの野菜ギライの壁が少しずつ低くなる。

そばで一緒に座って食べている子どもたちの中から
「ちょっと分けてもらって食べてみてもいい?」
と自分の野菜をつまんで食べる子どもたち。

こうやって野菜をおいしく食べる姿を見ることが
野菜を食べなさいだの、あーだこーだとくどくど説き伏せるよりも
野菜をガチガチに拒んでいた頑ななココロには
スーーッと素直に浸透するもの。


f0204561_9535223.jpg自分がここで食事をして以来ずいぶん経過するが
野菜をモリモリ食べるそんな日本人の存在の影響もあってか
今では野菜嫌いの子どもたちは激減し
子どもたちはそれぞれのお皿に野菜をとっていく。

皮肉なことに
自分の野菜の取り分がすっかり減ってしまうほど。

自分にとってはちょっぴりもの残念だが
子どもたちのことを考えれば
してやったりとうれしくなってほくそ笑む。

好き嫌いなく何でもおいしく食べよう。
[PR]
by satoshi_0813 | 2010-11-08 22:52
ココロ踊る
f0204561_0325069.jpg活動先の子どもたちのムチャぶり的なお願いから
なんとかオリジナルダンスを考案した「ドラえもんダンス」。
(過去記事:『ドラえもんダンス』参照)

自分の半ばテキトーとも言われかねないダンスの振り付けにも
見よう見真似でなんとか一緒にダンスについていっている子どもたち。

一時期は毎週のように狂喜乱舞していたものの
ここしばらくはすっかりご無沙汰。

それでも子どもたちの中では
今もなお鮮烈な印象が残っているようで

「アン、アン、ア~ン♪」と
わずかに覚えたサビの部分を口ずさみながら
振り付けの動きを真似てカラダを揺らす。

f0204561_0343134.jpgどうやら
ドラえもんダンスが楽しくて
このような動きで自分に催促しているのだろう。

カラダもココロも踊っている子どもたち。
[PR]
by satoshi_0813 | 2010-11-07 01:21
絆で結ぶサーイ・シン
f0204561_1051140.jpg1年前ワット・プラ・タート・ドーイ・ステープで施してもらった
サーイ・シン(タイのミサンガ)。
(過去記事:『ワット・プラ・タート・ドーイ・ステープ』下段参照)

そのサーイ・シンが切れてから幾久しく過ごしていたが

活動先の子どもたちが
自分の手首にサーイ・シンがなくなっているのを気にかけてくれて

それなら新しいのをつくってあげようということで
お言葉に甘えて新しいサーイ・シンを施してもらうことに。

幾重にも束ねられた糸を手際よく編み込み
あっという間に出来上がる。

f0204561_1071885.jpgどちらの手首に付けようか迷って
子どもたちと相談。

「それなら両方につけなよ」と子どもたちが進言。

子どもたちが見守る中
両手首にサーイ・シンをつける。


「ボクたちとお揃いのサーイ・シンだね。」と見せた子どもたちの笑顔。
「なくさないでね。」と言った子どもたちの言葉。

それに応えるように笑顔で頷く自分。

なるほど。
このサーイ・シンは子どもたちとの絆で結ばれているのか。


f0204561_1082354.jpg子どもたちにとの絆によって固く固く結ばれたサーイ・シン。

逆にこのサーイ・シンが切れたときは
いったい何を意味するのだろうか。

そんな考えが出てきそうになったが
直前で飲み込んでやった。

そんなのはどこかに封印しておこう。

いや。

たとえサーイ・シンが切れてなくなったとしても
子どもたちとの絆はいつまでも一緒に。

きっと、ずっと。
[PR]
by satoshi_0813 | 2010-11-06 22:58
シャツを引っ張るのは誰?
f0204561_034039.jpg自分が小学生のころに流行っていた
ボール遊び「はさみ」を子どもたちに紹介して一緒に遊ぶ。
(過去記事:『ボール遊び「はさみ」』参照)

子どもたちは今ではすっかりルールを理解して要領を得ている。

自分も子どもたちに雑じって一緒にやっていると
これがなかなか見た目以上にハードな運動で
知らず知らずのうちにかなりの運動量を強いられている。

そんなボール遊び「はさみ」をしている最中に
しょっちゅう自分のシャツを引っ張る手が。

後ろを見るとチビッ子がひとり、ふたり。

自分の背後に潜んでいれば
ボールを当てられることを回避できるし

自分と一緒についていけば
タイミング良く走りだすことができる。

ダッシュするたびに
背中がやたら重い。


以前よりやたらボールをぶつけられるようになったのは
シャツが引っ張られるせいかもしれないが。

しかしながら
子どもよりひと回りだけ大きい自分を
安全地帯として頼りにされるのはうれしいものだ。


最近ではシャツを引っ張る子どもたちの方が
危ないっ!と自分の危険を回避するように
引っ張ってくれるようになっている


持ちつ持たれつのよい関係?

いや、どーだろう。
[PR]
by satoshi_0813 | 2010-11-05 22:07
ひざ枕
f0204561_2242175.jpg子どもたちとの活動の合間
お互いに少し疲れたので一緒に一息リラックスタイム。

適当にそこら辺りで腰かけて
子どもたちといつものように他愛のない話をする。

そこへひとりの子どもが自分のところへ潜り込み
ひざの上にチョコンと寝そべる。

この活動先チェンマイ少年の家の子どもたちの中には
甘えを乞うようにスキンシップを求めるように
自分の背中や腕にしがみついてくることがしばしば。

親元を離れている子どもたちにとってはその気持ちがなお強いだろう。


そう思いながら
さあ、そろそろ・・・
と活動の続きを再開しようかとよっこいしょと腰を上げようと思い
ひざで寝そべっている子どもの様子を窺うと

いつの間にかスヤスヤと気持ちよさそうに眠りの中。

身動きするのを躊躇する自分。
続きはまだかと急かす子どもたち。
人さし指を立てて口の前につけて苦笑いの自分。

今回もう少しだけ休憩時間を延ばしてあげることにしよう。
[PR]
by satoshi_0813 | 2010-11-04 22:41
独創性
f0204561_22494262.jpgペットボトルのキャップ積みの活動。
(過去記事:『ペットボトルのキャップ積み』 『対戦式ペットボトルのキャップ積み』参照)

さすがに長時間集中力を持続して行うのは苦行なので
それぞれ気ままに水入りをして集中力をリセットしている。

そんなリラックスタイムに見せる子どもたちの感性には
時折目を見張るものがある。

仏教文化のタイらしく
仏塔を思わせるようにキャップ積み立てたり

恋愛文化のタイらしく
ハートを象るようにキャップを並べたり

f0204561_22503861.jpgそれまでの集中力・緊張の高ぶりがあって
ホッとその緊張が弛緩したことがもたらした
子どもたちの発想豊かな独創性。


パソコンでゲームをしていたり(過去記事:『ゲーム脳』参照)
テレビに釘付けになっていたり(過去記事:『テレビ脳』参照)

そんなときには比べものにならないほど
活性化したアタマがしっかり汗を掻いている。
[PR]
by satoshi_0813 | 2010-11-03 22:35
ポケモンお絵かきのお手本
活動先チェンマイ少年の家の子どもたちは
絵を描くことが大好き。

大好きなことをもっと大好きにしていこうと
フルカラー印刷したポケモンのキャラクターを用意して
それぞれお気に入りのキャラクターを描いていく。
(過去記事:『ポケモンお絵かき』参照)

自分も子どもたちと一緒にポケモンのお絵かき。

活動の主催者でもあり
一応子どもたちを前にしたオトナということもあり
ここはひとつお絵かきのお手本を見せて
上手に絵を描くコツを伝授してあげようと。


f0204561_8573150.jpgまず下書き。

気に入ったキャラクターをイラストサンプルから選んで
キャラクターをじーっと見ながら
鉛筆で薄くスケッチしていく。

お絵かきの大まかな出来具合を決定づける基礎・土台となる行程なので
ゆっくり時間をかけて慎重に。

じっくり下書きに集中しながらも
ときにはそばにいる子どもたちとおしゃべりしながら。

f0204561_858755.jpg

ハイ、下書き終了。





f0204561_8583070.jpg次にサインペンで下書きをなぞり書きをしていく。

これがちょっとしたポイント

鉛筆書きではボヤケ気味のイラストも
サインペンを入れるとくっきりはっきり。

カラダにぶつかるんじゃないぞ。
机を揺らすんじゃないぞ。
サインペンでなぞるのがズレちゃうからね。

f0204561_859455.jpg

ハイ、サインペン終了。

下書きで薄く描いた鉛筆の跡を消す。



f0204561_8594124.jpg最後に色塗り。

12色の色鉛筆を使用。

色に制限があるし
色鉛筆独特の色使いもあって
なかなか雰囲気のある色を出すのに苦労。

とは言え
ここまでくれば「ふぅ」と気楽に描けるかな。


f0204561_905646.jpg

ハイ、出来上がり。

ポケモンキャラクターNo.390
ヒコザル


子どもたちは感嘆の声を挙げて出来栄えを褒める。
素直な子どもたち。

褒められてうれしいんだけど頭を掻いて照れる自分。
素直じゃない自分。


f0204561_913754.jpgとかなんとか
こうして自分が落ち着いてお絵かきできるのも
活動の冒頭あたりだけで
子どもたちが集まってくると
一気に彼らの独壇場になる。

さあて。
子どもたちに負けないくらい
自分もたくさんお絵かきしよう。
[PR]
by satoshi_0813 | 2010-11-02 22:54