2011年 01月 01日 ( 2 )
ベトナム料理食べ歩き
f0204561_9252018.jpgベトナムでベトナム料理を食べる。

ベトナムは古来から中国文化の影響を強く受けてきたため
ベトナム料理にも中華料理の影響が色濃く表れている。

ベトナム料理と言えば

ベトナムの国民食である
フォー(Phở)

という単純明快な発想な自分。


あっさり味のフォーとは対照的に
フォーの店を食べ尽くそうと地球の歩き方を片手にあちこち歩き回る
くどくしつこい自分。

f0204561_9264532.jpg麺類にはコシがない
というより
そもそもコシを求めていないベトナム麺類。

牛骨のダシのきいたあっさりスープ。
写真撮るときにあつあつスープをこぼして火傷することも。

ベトナム料理は
とかくタイ料理と比べると
辛味もなく味もあっさり
あまりクセがなくマイルドな味付け。

こってり激辛なタイ料理に下が慣れていると
あっさり辛味のないベトナム料理が
ガツンと腹に応えなくてちょっと物足りなく感じる。

好みにもよるだろうけど
自分はやっぱり馴染みあるタイ料理の方が好き
という結論。


f0204561_9275583.jpgまた
フランス植民地統治を受けていたベトナム。

そのため
カンボジアやラオスなどの国々と同様
フランスの食文化の影響も多く残されている。


フランスパンバゲットが
街角のあらゆるところで見かけられるのも
そのフランス植民地統治下の名残を具現化している。

これがなかなかうまい。


f0204561_936767.jpgフランスパンに切り込みを入れて
マーガリンやパテを塗って
ソーセージやハム、チャーシューなどの肉類と
香草や野菜の浅漬けをはさみ
ベトナム風サンドウィッチが屋台でよく売られている。

出現率と手軽さからすると
フォーを凌ぐほどにも感じる。


f0204561_928477.jpgもちろんたくさんのフランスパンを口にすることになるのだが
一番おいしかったのは
フエの道を歩いていたときに出くわしたパン屋さんで食べたフランスパン。

なにも付け足さないただのフランスパンを頂いたけど
やっぱりできたてのパンは格別。

パンづくりに精を出すオッサン連中も
なかなかおいしい味を醸し出していた。



f0204561_929329.jpgベトナムは意外なことに
ブラジルに次ぐコーヒー産出世界第2位の隠れたコーヒー大国。

コーヒー好きな自分には飲まないわけにはいかない。

アルミニウムの穴開きフィルター容器で淹れるベトナム式コーヒー(Cà phê)。
これも植民地統治支配を受けたフランスの手法を取り入れた飲み方。

ペーパーフィルターでのドリップするのと違って
注いだお湯がなかなか落ちてくれなくて
抽出に時間がかかる上
注ぐお湯の量もいくぶん少ないために
かなり濃い目の濃厚な出来上がり。

このままでは苦いので
ミルクコーヒーにして飲むのが普通である。

しかし生乳は使わずミルクを入れる代わりに
練乳を入れるのがベトナム式コーヒーの特徴。

スプーンでガッシガッシかき混ぜていただく。

コーヒーだけだと苦みが濃いけれど
練乳たっぷり入れると甘味が逆転勝利。



f0204561_9303931.jpg三度のメシより甘いものに目がないスイーツ男子な自分。

ベトナムでスイーツと言えば
チェー(Chè)。

フルーツ、小豆、緑豆、寒天、ココナッツでつくられた
氷あんみつのようなデザート。


もちろんベトナム人が大好きな練乳を
ここぞとばかりにかけて、かけて、かけまくる。

彩りよくグラスに入れられるチェーが
見ているだけでも目においしく飛び込んでくる。



f0204561_9313970.jpg街歩きに疲れたとき
街にあふれる甘味屋台に腰をおろして
水分補給の代わりに甘いものを体内に注入。


いろいろなベトナム料理を食べ歩き
つまみ食い感覚で食い散らかす。

お腹いっぱいベトナム料理。

ごちそうさまでした。
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by satoshi_0813 | 2011-01-01 23:45
メコンデルタ
f0204561_2135555.jpg中国に源流を発し
ミャンマー・ラオス国境、ラオス・タイ国境を通り
カンボジアそしてここベトナムに抜ける
全長4000キロにもわたる
東南アジアを代表する国際河川メコン。


メコンデルタ地帯は
ベトナムの穀倉と呼ばれ
米の生産量の半分以上をこの地域で産出するほど。

ココナッツの森林でおおわれた肥沃の土地があり
特に水田や果樹園が多く農業が盛んな地帯。



f0204561_226985.jpgメコン川の支流を行くと
レンガで地面が川縁まで敷き詰められた
レンガでできた島ような地へ辿り着く。

レンガ工場見学。

タイのレンガと同じタイプで
東南アジアではこういったレンガが主流なのだろう。

仕事場と民家が一緒くたになっていて
あちこち所狭しと積み上げられている状態を見ると

どれが製造した商品レンガで
どれが元々家屋としてのレンガなのか
見分けがつかなくなるほど
どこを見渡しても一面レンガが目に届いてくる。


f0204561_2282473.jpgガイドの説明によると
レンガは焼き期間によって品質が変わり
18日焼かれた廉価な標準レンガと
28日焼かれた高品質のレンガがあるという。

10日長く耐え抜くことでその価値が実に5倍以上にも膨れ上がる。

長い試練を乗り越えた分
その価値が高まる。

人間も同じだ。


f0204561_2553943.jpg耐えた分だけスゴ味を増して
ひと回り大きくなる。


窯の中で長い時間焼き上がったレンガは
じっと静かに
そして誇り高く堂々と
出荷されるをその時を待っている。



f0204561_314361.jpgココナッツキャンディ工場。

メコン川支流地域はヤシの森林が多く
名物ココナッツキャンディの工場があちこちに点在。

工場といっても
仕事場と民家が一緒になった小規模な家内工場。

ヤシの汁と麦芽を煮詰めて
固まったら一口大に切り分け包装紙に包んで袋詰め。
ひとつひとつ全て手作業で製品化していく。

できたてホカホカのココナッツキャンディーを試食。
甘くあったかい味が口いっぱいに広がる。

主成分はやさしさでできています。



f0204561_334493.jpgメコンデルタ最大の都市カントーの水上マーケット。

毎朝メコン川の支流から荷を満載した船が集まり
船上での売買が行われる。

大きな船に荷を満載し
小さな手漕ぎのボートで機動力を活かして
縦横無尽に川を行き来する。

船に積まれているのは野菜や果物など農産物が中心。
とりわけスイカの取扱量は群を抜けていて
どこもかしこもスイカ、スイカ、スイカとぎっしり船に積み埋まっていた。

実際水上マーケットで商品を買うことよりも
(専らそんな余裕や時間もなかったのだが)
水上マーケットの人々の暮らしや流通の様子を垣間見る
市場探検としての観光の楽しみ方になるのだろうか。

年末年始も休まず平常営業で
元日にもかかわらず
賑わいを見せる。



f0204561_3111438.jpgメコン川の支流を行き
静かな支流沿いにある果樹園。

灌漑水路が張り巡らされた広大な土地に
たくさんの果樹が植えられている。

ベトナムでは特にジャックフルーツが特産らしく
屋台でもたくさん見かけたジャックフルーツが
この果樹園でもずっしりとたわわに実る。

果樹園を散策した後
もぎたてフルーツをモグモグ。

こっそりでかいジャックフルーツを失敬してもぎ取って帰ろうかと思ったが
こんなドでかくて重いものを持って帰るのが大変だ。


ボートに揺られメコン川を渡りながら
メコンの自然と共に暮らす人々の
のんびり素朴な生活に触れる時間。

古来から人間は河川と共に暮らしてきたと言われるが
メコン川とともに暮らす人たちの横顔を見ると
そのことを直接感じることができる。
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by satoshi_0813 | 2011-01-01 23:23