2010年 11月 28日 ( 1 )
ピラミッドとナイル川
f0204561_3321531.jpg発達障害のあるこの子は
まっすぐに自分を見つめてニッコリ笑う仕草が
いつも自分のココロをキュンとときめかせてくれる。

そして
不器用だけれども純粋でひたむきな一挙手一投足が
もはや自分にとってなんとも「ツボ」な存在。


彼とじっくり活動を交わしてくことで
彼が培ったお気に入りなことのひとつ。


   ペットボトルのキャップのピラミッド積み。


自分とふたりでやっていくうちに
彼のお気に入りの活動になっていった。

ペットボトルのキャップが入れられたビニール袋をガチャガチャ鳴らしながら見せると
うれしそうに自分の元へよろこび勇んで寄って来る。


下の方からきちんと順番に。
じーーっと集中したまなざしで。

当初はみんなと同じ活動に参加することが難しかったけど
自分とじっくり関わりながら活動を繰り返していくうちに
だんだんとできることが増えてきたのは彼にとって大きな成長だろう。


f0204561_3324949.jpgさて
彼がこの活動を終えるときに
最後にキャップの数を数えてから袋に片付けるということを行うが

その時に実に興味深いまさに「ツボな」行動に出る。

数えるにあたって
そのペットボトルのキャップを
長蛇の列のごとく整然と並べていく。

少しうねりがあるのも
まさに長蛇の列にふさわしい。

いや。
ピラミッド積みの後にこの線形は
もしかしたらナイル川をあらわしているのか。

深く考えるほど彼の行動は奥が深い。


おそらく彼が数を数えるときに一列に並べるこの作業は
自分と個別に行っている数を数える活動のときに
キャップを並べて数えて行っていることを
忠実に再現しようとしているように見える。
(過去記事:『じっくりゆっくり』参照)


いち、にい、さん・・・・と自分と一緒にひとつひとつ数えながら
最後「45」まで数え切る。

そこで「全部で何個?」と確認すると
何度やっても決まって口から出てくる答えは「10」。

ニッコリ笑顔を見せる彼に
ニッコリ笑顔で応える自分。


よし。
これもじっくりゆっくりがんばっていこう。
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by satoshi_0813 | 2010-11-28 00:27