2010年 11月 22日 ( 1 )
児童喫煙
f0204561_0411134.jpg飲酒、喫煙は20歳になってから。
これは日本。

それに対して

飲酒は20歳になってから。
喫煙は18歳になってから。
これはタイ。


しかしここ活動先チェンマイ少年の家の子どもたちは
ほとんどが18歳未満にもかかわらず
隠れてこそこそとタバコを喫煙している。


まったく、けしからーん!!


人一倍鼻が利く自分には
タバコの臭いを探知して
誰がタバコを吸ってきたかくらいお見通しである。

その度に個別に呼び出しては
声をかけて注意しているのだが。

10歳くらいからタバコの魔の手に引きずり込まれた子も多く
児童保護施設という生育環境も一因にあるだろうが
自分が思っている以上に児童喫煙の低年齢傾向がある。


実際子どもたちがタバコを吸う姿を見るのは
目をそむけたくなるほどひどく痛ましく惨たらしい現場である。

そんな凄惨な現場を見ると全身が粟立つのを覚える。
背筋に戦慄が走る。

なんだかそういう現場に遭うと
子どもたちに裏切られたような感じがして
それが一番つらく切ない。


施設内のタバコ汚染が子どもたちに拡大する一方だった。

配属先職員にその状況報告を試みるものの
バツの悪そうな表情は見せるが
結局のところはのれんに腕押しの予想通りの反応。


自分ひとりが躍起になって子どもたちに注意したところで
「ハイ、ゴメンナサイ。これからはもうやめます。」
というほどタバコの依存性はそんな容易いものではないだろう。


焼け石に水というのは承知の上だが
そんな現状を黙って見過ごすワケにもいかず

性懲りなく叱っていく。

悪いことをしてもバレる
悪いことをしたら叱られる
ということを子どもたちに示していく意味でも
自分は子どもたちの前に立ちはだかる。

その甲斐があってか
以前に比べてタバコの拡大は沈静傾向。
それとも
自分が子どもたちの喫煙に気付いていないだけか。

いや。
自分の鼻を信じたい。
子どもたちを信じたい。


ここの子どもたちにやさしくしているだけではなく
嫌われ役のような厳しい存在も必要だろう。


こういう指導は
叱る方も叱られる方も全くいい気分がしない。

自分だって好き好んで嫌われ役を買っているわけではない。
誰のためにこんなイヤな役をしているのか。

やさしいだけがやさしさではない。
厳しさの中にこそ真のやさしさがある。

それがいつか分かってくれたら。
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by satoshi_0813 | 2010-11-22 23:39