2010年 11月 14日 ( 1 )
スカウトオファー
f0204561_2354469.jpg「日本人ですか?」
と話しかけてきたのはこの歳を召した男性。

子どもたちの昼食に合わせて
おいしいゴハンやお菓子を施しとして振舞いに施設へやって来た。

なぜだか今となっては初対面の人から日本語で話しかけられる方が妙に緊張する。

現役時代に稼いだ私財を投げ打って
タイだけでなく最近ではカンボジアなどにも
学校を建設しているらしい。

その資金も規模も自分の想定をケタ違いに上回り
思わず驚きが顔に出てしまったかもしれないくらい。

しかし
こういうお金の使い方こそ有意義なのだろうか。
思わず少しだけでも自分にも分けてくれればと思ったバチ当たりな自分。

そんなことを自分が考えているとも露も知らないそのおじいさんは

  どういった経緯でここへ赴任したのか。
  青年海外協力隊はどんなものなのか。
  どれくらい任地で活動しているのか。
  子どもたちとどのような活動をして過ごしているのか。
  どのような生活をしているのか。
  年齢は?
  日本では何をしていたのか。
  帰国後どうするのか。

などなど次から次へと自分のことについて訊ねられた。

御歳68歳の彼にとっては
オッサンの道に若く映ったようで
「まだ若いから前だけ見てガムシャラに好きなことをすればいい」
と何度も言われたのが印象。

「この歳になるとあと何年生きられるだろうかと先を見てしまうから
 若くて一生懸命なキミをみてちょっとうらやましい」
という言葉が追随する。

かなりの時間話しただろうか。

「ところで今後海外駐在勤務する気はないか」
と訊ねられた。


自分を評価してくれているのだろうか。
駐在スタッフとしてスカウトしているのだろうか。

話の筋からしておそらくそうだろうと感じる。

発展途上国に学校を建設することに関わることができる。
自分にとっては己の夢を実現するまたとない機会なのだが。


うーむ。


日本を離れてしたいことをしたくてここへやって来た。
それが青年海外協力隊員としての今の自分。

でも今後は
日本でしたいこと、しなければならないことがある。
抱えきれないほど山ほどある。

と思う。


それが全部落ち着いてから。

そのときそんな情熱があれば。

そうなったとしてもだいぶ先の話だけど
ココロの片隅に忘れずに置いておこう。
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by satoshi_0813 | 2010-11-14 00:48