2010年 10月 23日 ( 3 )
アユタヤ遺跡を巡る その3
f0204561_9312390.jpg古都アユタヤの遺跡を巡る旅。
前記事『アユタヤ遺跡を巡る その2』の続き。



ワット・プー・カオ・トーン遺跡。


日本語に訳すると「黄金色の山」寺院という名にふさわしく
アユタヤ北西の水田地帯に秀峰のごとく高くそびえ立つ。

ひときわ目を引く高い仏塔からは
アユタヤ郊外の田園風景が一望。

もはや恒例となった座禅のポーズ。



f0204561_9315165.jpg夕暮れが近づき
アユタヤ遺跡のサンセットをどこから眺めるか写真スポットを探る。

夕日が沈むのはあっという間だから
一刻の猶予も許されない。

急げ、急げ。


そして
1つの場所に落ち着く。


f0204561_9322233.jpgチャオプラヤー川支流の対岸
ワット・プー・カオ・トーン遺跡に落ちる夕日。

あいにく厚い雲が夕日を遮るが
それでも負けじと赤焼けた夕日は
空を焦がし、雲を焦がし、川面を焦がし
遺跡の情緒あふれる風景を赤く赤く染める。




f0204561_9325010.jpg日も沈み夜暗くなると
アユタヤ遺跡は昼間とは別の顔を見せる。

暗闇が遺跡を支配すると
遺跡周辺の往来はぱったりと途絶え
神聖な静寂がかえって騒々しく感じる。

暗闇に浮かぶライトアップされた
ワット・プラ・シー・サンペット遺跡。

まるで黄金色に輝いているようで
神々しい幽玄さを感じる。



f0204561_9331899.jpgワット・プラ・ラーム遺跡。

日中訪れたときには
ほとりからの優美な遺跡の姿に心が動いたが
黒いスクリーンにライトを浴びて浮かぶその姿も
昼間の明るいときとはまた違う趣きを感じる一興。

といった幻想的な夜のアユタヤ遺跡の世界。



というわけで
『アユタヤ遺跡を巡る その4』に続く・・・。
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by satoshi_0813 | 2010-10-23 23:03
アユタヤ遺跡を巡る その2
古都アユタヤの遺跡を巡る旅。
前記事『アユタヤ遺跡を巡る その1』の続き。


f0204561_141269.jpgワット・プラ・ラーム遺跡。


チャオプラヤー川岸に立つクメール様式の寺院。

直近で訪れた同じクメール様式のワット・ラチャブラナ遺跡と相似なところがあり
そう比べてみるとこちらの方が見劣りするものの
この遺跡内には他に観光客ひとりも姿を見ることなく
静寂さが演出する厳壮な雰囲気を醸し出す遺跡を独り占め。

落し物をしてムダに遺跡敷地内をウロウロ。

もちろんここでも仏塔を背景にして
お決まりの座禅の姿勢で瞑想に耽る。



f0204561_175772.jpgワット・ロカヤ・スター遺跡。


チャオプラヤー川から伸びる運河沿いの草原に
高さ5m長さ28mもの巨大な涅槃仏が横たわっている。

晴れ渡ったアユタヤの大空の下
野外に悠々と寝そべるその姿は
どことなく気持ちよさそうにも見えて微笑ましい。


f0204561_183868.jpgそんな涅槃仏に添い寝されるように
同じように横たわってそっとまぶたを閉じる。

レンガ敷きの地面が焼けるように熱かった。

この涅槃仏も穏やかな表情を見せているが
灼熱の野ざらし状態の中
あつさを凌ぐのにさぞかし苦心しているのだろうか。

それとも
煩悩を断ち切り、悟りに到達しているがゆえ
一切の苦から解放された境地にいて平気なのだろうか。

さすが。



f0204561_191433.jpgワット・プラ・シー・サンペット遺跡。


歴代のアユタヤ王朝の王3人の遺骨が納められた
3基の仏塔で有名とされる寺院遺跡。

その3基の高くそびえる仏塔は漆喰で造られたスリランカ様式。

青く澄みきった天に向かってスッっと立ち伸びる尖塔が美しい。

そんな特徴的な3基の尖塔を背景に
またもや座禅の姿勢で瞑想。




f0204561_194477.jpgワット・チャイ・ワッタナラム遺跡。


4基の仏塔が平原にそびえ立つ姿が優麗な遺跡。

ビルマ軍侵攻によって
現在はレンガむき出しの仏塔・仏堂と
野ざらしになった仏像が残されるのみ。

しかし遺跡の情景を堪能するには全く問題ない。

とりあえずここでもいつもと同様に
遺跡の仏塔を背にして座禅してみる。

f0204561_112637.jpg敷地内手前右奥にあるほとりが目に入る。

もしやと思い駆け寄ると

絶景!

カメラ根性に火がついて
人目を憚らずジーンズの裾を捲り
ほとりに入って写真撮影を試みる。

水面の波紋が鎮まるのをじっと静かに動かずに待つ。

ここぞとばかりカメラ撮影に一生懸命な自分。

f0204561_1124411.jpg
撮影したのがこれ。

おおーーーー!
会心のフォトショット!


気分ご満悦。
ココロの中で静かにガッツポーズしてほくそ笑む。




というわけで
『アユタヤ遺跡を巡る その3』に続く・・・。
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by satoshi_0813 | 2010-10-23 22:43
アユタヤ遺跡を巡る その1
バンコクから北へ約80キロ、車で1時間半。
チャオプラヤー川とその支流に囲まれた中州にある
古都アユタヤの遺跡を巡る。

かつてアユタヤ王朝がこの地に都を置き
東南アジアの海上交易の拠点として繁栄し
タイ独自の文化を開花していった。

栄華を誇ったアユタヤもビルマ軍侵攻によって陥落。
寺院や仏像などは徹底的に破壊され
アユタヤは滅亡の王都となった。

その後タイの首都はバンコクに遷都され
アユタヤ遺跡はそのまま雨風にさらされてきた。

1991年にユネスコ世界遺産に登録され
タイ国内外で人気の高い観光都市の1つに挙げられる。

以上アユタヤ遺跡についての予備知識。


f0204561_01707.jpgワット・プラ・マハタート遺跡。


アユタヤ遺跡を代表する重要な仏教寺院の遺跡。

広い敷地にはビルマ軍侵攻によって破壊され
傷跡が深く残る仏塔や壁が残されるばかり。


遺跡敷地内に悠然とそびえる大きな仏像のヒザ元で
同じ座禅の姿勢をとって当時の栄華を偲ぶ。


f0204561_0174129.jpgワット・プラ・マハタート遺跡内にある
木の根に覆われた仏頭。

ガイドブックでもそのインパクトはひと際絶大なものだった。


ビルマ軍侵攻によって切り落とされた仏像の頭が
長い年月をかけて菩提樹に覆われた。

切り落とされてゴロリと転がり落ちただろうにもかかわらず
仏頭がゆがめられることなく
迷いなくまっすぐ前を向いて見据えている光景は
まさに自然の奇跡というか
神秘的なものを感じざるをえない。

f0204561_0181339.jpg見れば見るほど慈悲深い表情。

長い年月もの間このように木に取り込まれながらも
じっとここで一体何を考えてきたのだろうかと思いを馳せる。


じぃーーっとお互い見つめ合い
言葉なき対話を試みる。



f0204561_0211372.jpgワット・ラチャブラナ遺跡。


正面入り口からのぞかせる
クメール様式のチェディ(仏塔)の姿は
まるで額縁に入れらた1枚の美しい絵画のよう。


ついポカーンとその壮麗さに見とれて感嘆がもれる。

敷地内に入るとまたその魅力に息を飲む。


f0204561_0214423.jpgワット・ラチャブラナ遺跡の優美な仏塔を背景に
またもや座禅の姿勢で瞑想にふける。

タイの灼熱の日差しが
自分のカラダもココロも焦がすようにアツかった。



『アユタヤ遺跡を巡る その2』に続く・・・。
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by satoshi_0813 | 2010-10-23 22:15