2010年 10月 22日 ( 2 )
カンチャナブリ 泰緬鉄道を行く
f0204561_1361997.jpgカンチャナブリの旅。
前記事『カンチャナブリ クウェー川鉄橋』の続き。

第二次世界大戦中に
タイとビルマ(現在のミャンマー)を結んでいた鉄道。

戦時中の日本軍の物資輸送のため
日本軍が連合軍の捕虜兵士や強制労働者を酷使して建設工事された鉄道。

その建設工事に多大な犠牲者を出したことから
この泰緬鉄道は別名を「死の鉄道(Death Railway)」と言われる。

現在ではすっかり観光鉄道の趣きであるが。

f0204561_1371628.jpg
泰緬鉄道を行く旅のクライマックスは
タム・クラセー桟道橋(旧称アルヒル桟道橋)。

突貫工事による発破でデコボコになった岩壁にへばりつくように
300mほどの桟道橋をゆるやかに曲がりながら進む。

建設工事でも最も困難を極め
多発する事故で多数の死者を出した路線中最大の難所を
列車はゆっくり徐行運転で通過する。


まるで犠牲者を弔うかのように。



f0204561_1382137.jpgそんな最大のカメラ撮影スポット。

ここぞとばかり集中して
シャッターチャンスを逃すわけにはいかない!

生い茂る木々が列車の車体をこする。
さらに
はるか絶壁崖下には茶色に濁るクウェー・ノイ川が流れる。
まさに落ちたら即死。

写真を撮るのも命懸け。


f0204561_1401334.jpgカンチャナブリからナム・トクまでの片道2時間ちょっとの旅程は
風光明媚な豊かな自然を通り田舎風景を眺めながらの
のどかな列車の旅の趣きがある。

ゆったりと進む列車の揺れや
リズムよくガタンゴトンと刻むレールの奏に
心地よい気持ちに包まれる。

すやすやzzz。
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by satoshi_0813 | 2010-10-22 23:24
カンチャナブリ クウェー川鉄橋
f0204561_23564480.jpgタイ国内旅行リフレッシュキャンペーン。

バンコクから北西へ車で2時間カンチャナブリへ。


戦争映画の不朽の名作と言われる
『戦場にかける橋』の舞台とされているのが
ミャンマー国境に近いタイ中央部に位置する
カンチャナブリのクウェー川鉄橋。

タイに青年海外協力隊ボランティアとして赴任して以来
このボランティア期間中には訪れてみたいと思っていた地の1つ。
f0204561_23581155.jpgそんな期待が膨らみ過ぎたのだろうか
いざクウェー川鉄橋を目の当たりにしてみると

「あれ?」

と頭の中ではかなり壮観に想像していただけに
実物には少しほど迫力にもの足りなさを感じつつ。


全長300メートルほどの鉄橋内を歩く。

下を覗けば微妙に高さを感じるが
高い所がニガテな自分でも意外と平気。

鉄橋の端から端まで誰もいない鉄橋の光景はスッキリ爽快!


f0204561_064289.jpg鉄橋を進んでいったところで
ひとりのとあるおじさんが奏でるバイオリンの旋律に足を止める。

バイオリンおじさんは自分が日本人だと知ると
「上を向いて歩こう」「北酒場」「昴」など
日本の有名どころの歌謡曲を弾き語りする。

一方でこのバイオリン弾きのおじさんといったら
実はミャンマーからの不法入国者のようで
シーッ!と口止めをしながらも自らバラしてしまうところがまさに愛嬌。

なんだか雰囲気がNHK教育「できるかな」のノッポさんみたいなおじさん。

そんな不思議な魅力に惹きつけられたのか
軽く通り過ぎるつもりがつい長居していた。


f0204561_095990.jpgこのクウェー川鉄橋を渡り
カンチャナブリの渓谷を行く泰緬鉄道に乗車しようと列車を待つ。

この泰緬鉄道は別名を「死の鉄道(Death Railway)」と言われる。

鉄道建設工事には多くの捕虜兵士や強制労働者が投入され
10万人もの死者犠牲者を生んだとされている。

また戦時中の日本軍の物資輸送網切断のため
連合国軍の爆撃の格好の標的になり
特に多くの犠牲者を出した地でもあるとされる。

鉄道に敷く枕木1本が人ひとりの生命が犠牲になったと相当されるほど。

この鉄道の下にはその犠牲者が眠っていると考えると
鉄道線路を歩き、枕木を踏み越える足も
心なしか神妙に重い足取りに感じるか。


『カンチャナブリ 泰緬鉄道を行く』に続く・・・。
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by satoshi_0813 | 2010-10-22 22:47