2010年 03月 31日 ( 1 )
目と耳に焼き付いた表情と言葉
青年海外協力隊ボランティア派遣期間が
残すところあと1年足らずとなり

子どもたちから

  「あとどれくらいここにいるのか」
  「いつ日本へ帰国するのか」

という質問が頻発。

それに対して

  「あと1年」
  「来年の3月の終わり」

とか答えている自分。


これだけ話しているのに子どもたちの中には
自分はここにあと2、3年いると思っている子どもがいたり
さらにはずっとここで働くと思っている子どもがいたり。


いつもどおり子どもたちと一緒に食堂でゴハン。

一緒のテーブルで食べようと誘ってくれて
正面に向かい合って食べていた14歳の子どもが訊く。

  「日本に帰国しても、またここに来てくれる?」

なにげなしに自分は答える。

  「分かんないなぁ。たぶん忙しいから来れないかなぁ。」


すると
いつもは底抜けに明るい彼の表情は一変した。

自分の返答が彼の期待していたものと違っていたのだろう。

一瞬驚きの表情。
そして取り戻した笑顔の中にも
目には涙を浮かべているように見えた。

その表情を見てハッとした自分。

自分の返事はあまりにバカ正直すぎて
もう少し気を利かせた言葉があったのでは。


気まずい沈黙のを切ったのは彼。

  「また機会があったらここに遊びに来てよ。」


彼の方がオトナの対応だ。
それに比べて自分は何やってんだかと自嘲的になる。


彼のあの表情とこの言葉は忘れない。


限られた時間、子どもたちのために。
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by satoshi_0813 | 2010-03-31 23:19