両手を合わせてリラクセーション
f0204561_972856.jpg現代はストレス社会と言われる。

多忙を極める日常。
複雑な人間関係。
悩み、不安、悲しみ、憤り・・・。

ストレスとともに生きる限り
ストレスにうまく対処しなければならない。

それは日本の子どもたちはもちろん
この活動先チェンマイ少年の家の子どもたちにも当てはまる。

100人以上が入所する子どもたちの集団の中で
家族の元を離れて生活しなければならない状況にある
という環境要因ストレス。

さらには子どもたちそれぞれが持ちうる
落ち着きのなさ、不安感、多動性、イライラ、欲求不満、衝動性、
という個人要因ストレス。


「微笑みの国、タイ」
と言われるこの国だが
ストレスとは切っても切れない。


そんなストレスをうまく対処するために
動作法とリラクセーション技法を融合させて
自分なりに考案した処方をしてみる。


ふたり1組のペアになる。

お互いに向かい合う。

お互いの両手をそれぞれ合わせる。
そっと。

それでいてピターッと。
お互いの手のぬくもりをゆっくり感じながら。

そのしっかり手を合わせる掛け声の「ピッターッ」が
タイ語では「目を閉じる」という意味になるという偶然。


1分間じっと目を瞑り黙想。

じっと静かに。
じーーーーっと。



腕時計のタイマーが鳴る。

そっと目を開ける。

手を離す。



これが一連の工程。


なにも事情を知らない人が見ると
怪しい宗教行為のように目に映るかもしれないが

自分としては確固たる目的に則った教育活動のひとつ。
ストレス軽減、情緒の安定、集中力の向上などの効果が見込めるリラクセーション法。
効果はなかなか。


お互い目を瞑りながら手を合わせた1分間の後
開いた目を合わせた直後に見せる子どもたちのホンワカとした安堵の表情。
自然と表情がほころび、笑みがもれる。

落ち着きがない多動性の子どもも
このときはしっかりとじっと静かにできているし
貧乏ゆすりが見られた子どももその後それが消失する。


子どもたちもその効果のほどを体感的に察知してか
この活動になると行列を作って順番待ちになるほど。



日本の学校教育現場における教育相談でも
ストレスと対処するリラクセーション技法を取り入れる
新しい動きが見られるようになったらしい。(勉強中)


この処方、だまされたと思って試してみては?

もちろん信頼し合える相手同士の方が
より高い効果が望めるというところがポイント。
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by satoshi_0813 | 2011-02-17 23:06


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