メコンデルタ
f0204561_2135555.jpg中国に源流を発し
ミャンマー・ラオス国境、ラオス・タイ国境を通り
カンボジアそしてここベトナムに抜ける
全長4000キロにもわたる
東南アジアを代表する国際河川メコン。


メコンデルタ地帯は
ベトナムの穀倉と呼ばれ
米の生産量の半分以上をこの地域で産出するほど。

ココナッツの森林でおおわれた肥沃の土地があり
特に水田や果樹園が多く農業が盛んな地帯。



f0204561_226985.jpgメコン川の支流を行くと
レンガで地面が川縁まで敷き詰められた
レンガでできた島ような地へ辿り着く。

レンガ工場見学。

タイのレンガと同じタイプで
東南アジアではこういったレンガが主流なのだろう。

仕事場と民家が一緒くたになっていて
あちこち所狭しと積み上げられている状態を見ると

どれが製造した商品レンガで
どれが元々家屋としてのレンガなのか
見分けがつかなくなるほど
どこを見渡しても一面レンガが目に届いてくる。


f0204561_2282473.jpgガイドの説明によると
レンガは焼き期間によって品質が変わり
18日焼かれた廉価な標準レンガと
28日焼かれた高品質のレンガがあるという。

10日長く耐え抜くことでその価値が実に5倍以上にも膨れ上がる。

長い試練を乗り越えた分
その価値が高まる。

人間も同じだ。


f0204561_2553943.jpg耐えた分だけスゴ味を増して
ひと回り大きくなる。


窯の中で長い時間焼き上がったレンガは
じっと静かに
そして誇り高く堂々と
出荷されるをその時を待っている。



f0204561_314361.jpgココナッツキャンディ工場。

メコン川支流地域はヤシの森林が多く
名物ココナッツキャンディの工場があちこちに点在。

工場といっても
仕事場と民家が一緒になった小規模な家内工場。

ヤシの汁と麦芽を煮詰めて
固まったら一口大に切り分け包装紙に包んで袋詰め。
ひとつひとつ全て手作業で製品化していく。

できたてホカホカのココナッツキャンディーを試食。
甘くあったかい味が口いっぱいに広がる。

主成分はやさしさでできています。



f0204561_334493.jpgメコンデルタ最大の都市カントーの水上マーケット。

毎朝メコン川の支流から荷を満載した船が集まり
船上での売買が行われる。

大きな船に荷を満載し
小さな手漕ぎのボートで機動力を活かして
縦横無尽に川を行き来する。

船に積まれているのは野菜や果物など農産物が中心。
とりわけスイカの取扱量は群を抜けていて
どこもかしこもスイカ、スイカ、スイカとぎっしり船に積み埋まっていた。

実際水上マーケットで商品を買うことよりも
(専らそんな余裕や時間もなかったのだが)
水上マーケットの人々の暮らしや流通の様子を垣間見る
市場探検としての観光の楽しみ方になるのだろうか。

年末年始も休まず平常営業で
元日にもかかわらず
賑わいを見せる。



f0204561_3111438.jpgメコン川の支流を行き
静かな支流沿いにある果樹園。

灌漑水路が張り巡らされた広大な土地に
たくさんの果樹が植えられている。

ベトナムでは特にジャックフルーツが特産らしく
屋台でもたくさん見かけたジャックフルーツが
この果樹園でもずっしりとたわわに実る。

果樹園を散策した後
もぎたてフルーツをモグモグ。

こっそりでかいジャックフルーツを失敬してもぎ取って帰ろうかと思ったが
こんなドでかくて重いものを持って帰るのが大変だ。


ボートに揺られメコン川を渡りながら
メコンの自然と共に暮らす人々の
のんびり素朴な生活に触れる時間。

古来から人間は河川と共に暮らしてきたと言われるが
メコン川とともに暮らす人たちの横顔を見ると
そのことを直接感じることができる。
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by satoshi_0813 | 2011-01-01 23:23


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