世界遺産フエの建造群

f0204561_031288.jpgベトナムの旅、ホイアンからフエへ。

ベトナム最後の王朝グエン朝の都が置かれ繁栄を極めた王都フエ。

王宮、寺院、皇帝廟と建築物が点在する
歴史の趣きあふれる落ち着いた佇まいのフエの街。

フエの古の建造物群はベトナムで初めて登録された世界遺産でもある。


阮朝(グエン)王宮。

まるで街の正面玄関を思わせるフエのシンボル。

しっとりとしたやさしい緑とゆるやかなお堀が静寂をつくり出し
当時の栄華をしのばせる王宮周辺。




f0204561_0325250.jpgティエンムー寺。

フエのシンボルタワーとしても知られる寺院。
その中央の塔は20メートルで七層からなる八角形をしている。

塔の名前をトゥニャン(慈悲)塔と言い
「幸福と天の恵み」を意味する。

ラッキー「セブン」に
末広がりの「八」
そして塔の名前が意味する「幸福と天の恵み」。

形と言い名前と言い
全くもってありがたくもめでたい塔。


空高く伸びていくような姿が美しく
塔を映す太陽によってより強調されて彩られた
ほんわり鮮やかなオレンジの色彩が落ち着いた趣を演出する。



f0204561_1152479.jpgトゥドゥック帝廟。

門を入ってすぐに見える大きなハスの池。

広々とした落ち着いた造りで
風情ある絵画的な美しさ。

なんて感銘に浸っていながら

実は
ミンマン帝廟に辿り着いたのだと思っていた。

f0204561_115502.jpgなんか妙な違和感を抱き
地球の歩き方をよくよく確認すると
実はトゥドゥック帝廟。

どうやら道に迷って偶然たどり着いたよう。
もちろんこのトゥドゥック帝廟も目的地だったので問題なかったのだが
しばらくの間、勘違い。







f0204561_116212.jpgカイディーン帝廟。

黒ずんでいかにも強固で重たそうな質感の石でつくられた廟。

その石の質感と芸術的な建築様式は
豪壮な姿として自分の前に迫ってくる。

石の階段の手すりには龍の像が刻まれ
階段の上にはウマ、ゾウ、役人の石像が廟を守るかのように立ち並ぶ。

さら階段を上がって廟の内部に入ると
壁から天井から一面に
見事なまでに磁器やガラスで精巧に飾られている。

f0204561_1165417.jpg外観のスケールの大きい荘厳さに加え
微かに流れる風を受けて
静寂に包まれた風格ある雰囲気の中を歩きながら
帝廟や上から見える景色を眺めていると

ちょっと異次元空間に入り込んだように
というか
現実が現実でなく
今が今でないような
得も言われぬ不思議な感覚に包まれる。


f0204561_1184092.jpgミンマン帝廟。

他の帝廟と比べても最も威厳のある造りらしく
実際に足を運んで初めて気づくような
調和性ある手の込んだ装飾を見ることができる。


静まり返った帝廟の敷地内を歩いていると
言葉を発することすら自重する。

ベトナムの喧騒な街の雰囲気とは隔離された
まるであたかも王朝時代にタイムスリップしたかのような錯覚にとらわれる。


f0204561_1191056.jpgそんなこんなで
もうすこしゆったりと巡ればよいのだが
時間がなくて駆け足であちこち慌ただしい中
それぞれのフエの建造物を巡る。

時間に追われながらの
かなりハードなスケジュールでの移動。

バタバタしながら飛行機搭乗に間に合い
フエの落ち着いた風格の余韻を感じつつ
ホーチミン・シティー(サイゴン)へと向かう。
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by satoshi_0813 | 2010-12-29 23:28


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