子どもたちに囲まれて個別学習。
洗濯カゴをひっくり返して教卓をこしらえて そこを拠点として子どもたちに課題を発信していく。 それぞれの課題は子どもたちの習熟度に合わせて カンタンにこなせるものから確認していきながら 少しずつ内容レベルを上げていく。 自分の目が届く限りできるだけ 子どもたちがどのように課題に取り組んでいるか その過程も逐一見ていく。 ひとつの課題をこなしたら 「よくできたね。これができるなら、じゃあ次はこれもできるようになるかな。」 と次の段階の課題へ道案内する。 個別で学習するとひとりひとりがじっくり対応されるので 子どもたちの「できる」「わかる」実感が湧きあがる。 できる実感が次の段階へさらにやってやろうという意欲を生み わかる実感がさらにもっと知りたいという意欲を生む。 ニガテや弱点、つまずきがあれば 見つけて共有し一緒になって克服していく。 そうやってひとりひとり懇切丁寧にじっくりゆっくり見ていけば 子どもたちは伸びていく実感が自分にも子どもたち自身にも湧きあがる。 そのことはあの4週間短期集中特訓チャレンジプログラムで実証済み。 (過去記事:『4週間短期集中特訓チャレンジプログラム』参照) 子どもたちがいきいきと自分との学習に臨んでいる姿を見る一方で これら子どもたちが通う学校ではどうだろうか。 教室でどのように過ごしているだろうか。 授業に取り残されていやしないだろうか。 できないまま放ったらかしにされ埋没されてはいないだろうか。 そんな働き者の老婆心が自分の不安をかきたてる。 子どもたちが自分の前で見せる輝く光の裏に そのような影が潜んでいると思うとなんだか。 そんな闇を切り裂き 光の世界へと子どもたちをいざなう自分でありたい。 まるで正義のヒーローみたい?
by satoshi_0813
| 2010-11-09 23:03
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