古都アユタヤの遺跡を巡る旅。
前記事『アユタヤ遺跡を巡る その1』の続き。 ワット・プラ・ラーム遺跡。 チャオプラヤー川岸に立つクメール様式の寺院。 直近で訪れた同じクメール様式のワット・ラチャブラナ遺跡と相似なところがあり そう比べてみるとこちらの方が見劣りするものの この遺跡内には他に観光客ひとりも姿を見ることなく 静寂さが演出する厳壮な雰囲気を醸し出す遺跡を独り占め。 落し物をしてムダに遺跡敷地内をウロウロ。 もちろんここでも仏塔を背景にして お決まりの座禅の姿勢で瞑想に耽る。 ワット・ロカヤ・スター遺跡。 チャオプラヤー川から伸びる運河沿いの草原に 高さ5m長さ28mもの巨大な涅槃仏が横たわっている。 晴れ渡ったアユタヤの大空の下 野外に悠々と寝そべるその姿は どことなく気持ちよさそうにも見えて微笑ましい。 そんな涅槃仏に添い寝されるように 同じように横たわってそっとまぶたを閉じる。 レンガ敷きの地面が焼けるように熱かった。 この涅槃仏も穏やかな表情を見せているが 灼熱の野ざらし状態の中 あつさを凌ぐのにさぞかし苦心しているのだろうか。 それとも 煩悩を断ち切り、悟りに到達しているがゆえ 一切の苦から解放された境地にいて平気なのだろうか。 さすが。 ワット・プラ・シー・サンペット遺跡。 歴代のアユタヤ王朝の王3人の遺骨が納められた 3基の仏塔で有名とされる寺院遺跡。 その3基の高くそびえる仏塔は漆喰で造られたスリランカ様式。 青く澄みきった天に向かってスッっと立ち伸びる尖塔が美しい。 そんな特徴的な3基の尖塔を背景に またもや座禅の姿勢で瞑想。 ワット・チャイ・ワッタナラム遺跡。 4基の仏塔が平原にそびえ立つ姿が優麗な遺跡。 ビルマ軍侵攻によって 現在はレンガむき出しの仏塔・仏堂と 野ざらしになった仏像が残されるのみ。 しかし遺跡の情景を堪能するには全く問題ない。 とりあえずここでもいつもと同様に 遺跡の仏塔を背にして座禅してみる。 敷地内手前右奥にあるほとりが目に入る。 もしやと思い駆け寄ると 絶景! カメラ根性に火がついて 人目を憚らずジーンズの裾を捲り ほとりに入って写真撮影を試みる。 水面の波紋が鎮まるのをじっと静かに動かずに待つ。 ここぞとばかりカメラ撮影に一生懸命な自分。 で 撮影したのがこれ。 おおーーーー! 会心のフォトショット! 気分ご満悦。 ココロの中で静かにガッツポーズしてほくそ笑む。 というわけで 『アユタヤ遺跡を巡る その3』に続く・・・。
by satoshi_0813
| 2010-10-23 22:43
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