活動先チェンマイ少年の家に
テレビ取材が入る。 カメラ1台。 スタッフ3人。 施設での子どもたちの様子を取材しているよう。 それはそうとして ここの配属先の職員のこれほどまでの外ヅラのよさに あっぱれ!と感服するばかり。 大学生のボランティアと一緒になって 子どもたちに折り紙をしたりお絵かきをしたり工作をしたり。 そんなこと今までしたことないよね? ていうかその活動って どこかの日本人ボランティアがしていたことではないかい? カメラが向けられた配属先職員の動向は 明らかにいつもと違うよそ行きの言動・態度・表情。 いつもの素行を知っているだけに 見ているこちらが表情ひきつる。 日本人ボランティアとして自分も取材の目に留まったようだが 「特に何も言うことありません」 と軽く取材拒否。 とりあえず作り笑いをこしらえてみせることで精一杯。 なんとか気を取り直そうとしながら 子どもたちを集めて長縄跳びをやっていると 参加している子どもたちにもカメラの前に動員招集がかかる。 おいおい。 ハイ、本日の活動終了。 もう早めに切り上げさせていただきます。 半ば自暴自棄的かつ虫の居所が悪い自分を なんとか胸中穏やかにしようとのんびり腰かけていた。 しばらくして カメラの取材の動員を潜り抜けて 何人か自分のそばに戻ってチョコンと座って のどかに他愛のない話をする。 彼らはこっちにいた方が居心地いいようだ。 子どもだからと言って甘く見てはならない。 彼らだって本質、本物を見極める力はあるのだ。 少なくとも自分はそう信じたい。 信じなきゃダメだ。
by satoshi_0813
| 2010-09-12 00:26
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